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診療所について
名前の由来
私の名前は新見と書いて「しんみ」と読みます。でもたいてい「にいみ」と読まれてしまいます。なのでこれを診療所の名前にしてもあまり浸透は期待できない。そこで、土地の人に親しまれるによう、群馬県、吉岡町の村の名前と命名しました。
理念・ビジョン
みんながしあわせになる診療所
私たちは明治歯科診療所の考え方に基づく健康づくり活動を通して歯科の可能性を追求し、みんな(スタッフ、地域の人々、業界)がしあわせになる習慣、文化づくりを行います。
もっともみんながしあわせになる健康の考え方
私たちは、健康とは、守るものではなくて、人々によって積極的に常に作り出し続けるものであると考えます。
歯科の可能性の追求
私たちは、健康づくりのサポーターとして二人三脚で地域の人々の健康づくりとその自立を支援します。
歯科医院に通うライフスタイル作り
地域社会文化、業界スタンダードを作り変えたい
明治歯科診療所の目標は治療をすることではありません。
歯医者は虫歯になったから行くのではなく、ジムに通うように、健康維持のためにいくところ、というようなライフスタイル・カルチャーを作って行きたいのです。
その方が悪くなってから行くよりもコストもかかりませんし、治療技術的にも複雑なものにはなりません。定期的に歯科に来る方が、結果として回数も少なくて済むでしょう。
定期的に歯科医院にくること、これが明治歯科診療所のあるこの地域文化を作り変えることに繫がる。そして、歯科業界のスタンダードになる。そこまで考えたいのです。
これまでの歯科は歯を悪くした「患者」さんを診る治療がメインでした。
治療や、歯をいかに白く見せるかなどの美容の技術力で差別化しようとしていますが、それはおかしいのではないでしょうか本当の歯の健康を考えるのならば、インプラントすること自体ないような歯を創ることを考えるべきです。
これからは歯を悪くしない人、健康な人が歯科に定期的に来るようにするべきだと思います。
虫歯予防や定期検診の推奨は山形県の熊谷先生を中心に20年前からある運動で全く新しい考え方というわけではありません。
このような動きを定着させるための準備をしています。
近年、徐々に変わりつつありますが、まだまだ歯を悪くしていることが、歯医者の入り口となっています。
ごあいさつ
みなさんこんにちは
明治歯科診療所 理事長の新見隆行(しんみたかゆき)です。
歯医者というと、歯が痛くなったら行くところ、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
もしくは歯科医院はむし歯で痛いところをさらに機器で削って、穴を開けたり埋めたり刺激してさらに痛くしながら治療するところ 歯医者=痛いところと考えているのではないでしょうか。でもそれは過去のものです。
わたしたち明治歯科診療所ではむし歯や歯周病で傷んだ歯の治療、歯並びや噛みあわせなどお口の問題を解決することはもちろんですが、それ以前の段階にも注力したいと考えています。よくないところをとりあえず治す対処療法ではしばらくするとまた再発する可能性があることは否めません。問題を引き起こした原因を調査し、再発しない環境づくりをすることが大切なのです。
わたしたちはみなさんのふだんの暮らしの中から美しく健康な歯を創るお手伝いをします。
美しく健康な歯で 口元より素敵な微笑みを
私たちが考える時代の歯科医院は、気軽に通うことによってお口の環境を整え、鍛え、美しい歯と健康をケアし、育てるための場所です。それはスポーツ・ジムに似ているかもしれません。
プロポーション維持や体を鍛えるためにジムに通うことはヘルシーなライフスタイルのひとつです。同じようにお口の健康のために通いたくなる歯科医院があるべきだと考えます。
歯医者に通うのは悪いところがあるから、というネガティブなものからポジティブなものへ。このほんの少しの発想の転換でむし歯や歯周病の多くは未然に防ぐことができるのです。
私たちの目標はズバリよい歯の持ち主を増やすこと。みなさんとともにお口の環境のレベルアップを目指します。そして、そこに集う人、その地域で暮らす人のライフ・クオリティをより豊かなものにするお手伝いができれば、と考えています。
クリーンで快適、うららかな陽光がいっぱいで、技術だけでなくその人となりも魅力的なスタッフ、医師がいる。心地よいから思わず立ち寄ってしまう。その結果、歯の健康が保たれ、口元からこぼれる笑顔はより素敵なものになる。そうなったらいいな、と思っています。
さあみなさん、いっしょに健康な歯を育てて行きましょう!
治療方針
ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの治療とお口の環境を整えるお手伝いをします
みなさんは、人間は健康ならば28本の歯をもっていることをご存知ですか?現在、あなたは何本の歯を持っているかご自身のお口の中の状態を把握していますか?正確に何本と答えられる人はほとんどいないでしょう。
むし歯や歯周病は痛いです、ならないに越したことはありません。
でも、それによって歯医者に行くきっかけになり自分の歯の状態を知ることになった、どう改善していけばよいのかがわかる新しいデンタル・ライフのスタートとポジティブに考えてみてはいかがでしょう?
トリートメント・コーディネーターと専任衛生士、医師によるプランニングと治療
わたしたち明治歯科診療所では来院者の症状を、症例情報収集の専門スタッフ、トリートメントコーディネーター(TC)が丁寧にすくいあげます。口腔内写真などの資料を制作しおひとりの情報を集めまとめます。
その情報をもとに院長が治療方針を判断し、具体的な対処法をTCが解説します。治療施術は専任の医師と衛生士が一貫して責任を持って行います。ここでもう一度検査。改善状態と鑑みてその後のよりよいお口の環境づくりをお手伝いします。具体的にはメンテナンスのためのカウンセリングと定期検診を推奨しています。
予防より、みなさんとともに「歯の健康を創り出す」こと
このメンテナンスが大切なポイントです。
これにはみなさんと医師が力を合わせることが必要です。
多くの人は毎日歯磨きする習慣があります。日本人の75%の人が1日2回以上歯を磨く習慣があるというのです。それでもむし歯になってしまった、という人が少なくないのはなぜでしょう?これは、歯磨きをしているつもりでも実際には上手くできていないことが原因です。お庭の掃除をきれいにしたと思っても実際は細い隙間には葉っぱや小枝が残ってしまっているのと似ています。
健康な歯がむし歯になるには4ヶ月かかるといわれていますから、毎日の歯磨きで残ってしまったものを3ヶ月検診で取り除けばむし歯や歯周病を「未病」(病気ではないが健康でもない)の状態に取り除くことができます。そこで定期検診推奨しているのです。
歯が悪くなる原因は、むし歯や歯周病のほか、歯並びや噛み合わせ、親知らず、歯ぎしり、歯の欠損などもあります。生活習慣、その人をとりまく細菌環境なども関係してきます。
明治歯科診療所は歯が痛くならないための「予防」というより「歯の健康をともに創り出す」ことを目指します。
予防とは「予め防ぐ」と書きます。これは悪いものから守るという受け身の姿勢。そうではなくて、ともに良いものを創り出して行こう!というポジティブな姿勢でみなさんをお迎えします。
施設紹介
明るくクリーンなデザインで思わず来たくなる環境づくり
ここで診療所施設のお話しをしたいと思います。建築、デザインは正面にあります明治皮膚科ともどもモアブレーンという設計事務所にお願いしました。シンプル、明るいこと、温かみが感じられること、白基調がデザイン・コンセプトです。快活な印象を与えるオレンジをキーカラーにしています。オレンジの補色のグリーンも自然にマッチするようになっています。
スタッフ・サロン、診療室ともその場にいる全員が同じ空気を共有している、同じ空間にいるということを大切にした設計になっています。
そのためには仕切りや壁は不要です。その結果サロンはオープンスペースになりました。
治療室も診察台ごとに完全に仕切ることはしませんでした。隣が見えることはないが声は聞こえるような半個室です。そのような半個室を実現するには、135cmの高さの覆いがちょうどよいと、デザイナーさんが研究してくれました。
プライベート感がありながら、みんなとの一体感も感じられるような空間になっていると思います。
また、クリーンで清潔感があって実際に清潔なもの。そういったものを常に考えています。
心地よく、思わず通いたくなる診療所、そんな場所であってほしいと考えています。
院内感染予防の徹底
明治歯科診療所では、スタッフが責任を持って万全の院内感染予防対策を行っており、安心して治療を受けていただくことができます。
感染予防対策には多大な労力と経費がかかります。しかし、私たちは医療従事者として、この感染対策を軽視するわけにはいきません。患者さんとスタッフのため感染予防は医療従事者の良心と考えています。
院内感染予防のための取り組み
使い捨て可能なもの
手袋、紙コップ、エプロン、注射針等は患者さまごとに必ず交換しています。
滅菌可能なもの
使い捨ての出来ない、患者さまのお口に直接触れる器具は、オートクレーブと言われる特殊な機械を使用して滅菌処理を行っています。オートクレーブ滅菌は高圧蒸気滅菌とも呼ばれ、高温、高圧の蒸気によって滅菌します。
個別滅菌パック
患者さまに使用する器具は、一つ一つ滅菌パックに入れて滅菌を行っています。
器具は治療直前に開封するので、それまで滅菌状態が保たれます。
ポセイドン導入(歯科ユニットウォーターライン除菌装置)
浄水システムを設置し、診療ユニットで使用する水にもこだわっています。
歯科医院では、歯の治療や口ゆすぎ、手や器具の洗浄に多くの水を使います。お口の健康を守るためには、この水も衛生的でなければなりません。
明治歯科診療所では、 患者様に安心して、治療を受けていただくために、治療に使うお水をキレイにする『ポセイドン』という装置を導入し、治療用のお水をいつも衛生的に保っています。
治療ユニット循環浄水システム「ポセイドン」
「ポセイドン」は水道水の中の塩素イオンを電気分解し、除菌力のある電解中性機能水を作り出します。診療の際に使用する水は、すべて電解中性機能水を利用しているため、安心かつ安全です。
歯科用CT完備
歯科用CTは、3D機能により立体的な画像で写し出されるため、正確・高精度に診断できる装置です。
従来の一般的な歯科用レントゲンでは判別が難しかった骨の厚みや密度までも簡単に計測できるため、さまざまな歯科診療でより正確で安全な診断と治療が行えます。
特に、インプラント手術や歯周病治療、歯列矯正治療、歯の根の病気に関係する治療の正確な診断・治療計画には、CT撮影診断により最適な処置方法が見つかる場合もあります。
これまではCTを撮るためだけに大きな病院に行ってもらうということが普通でしたが、当診療所ではCT撮影装置を導入することで、余計な時間や手間をかけずに迅速に診断を行い、適切な処置を行うことができます。
カウンセリングシステム
明治歯科診療所では、専任のスタッフが、お口の状態や、抱えている悩みや不安、ご要望などを詳しくお伺いするために、カウンセリングを導入しています。
また、 お口の中の検査後、治療方針・治療方法の説明も丁寧に行っています。
患者様に伝わりやすい説明や伝え方ができるように努めています。
どんなことでも気軽に相談して下さい。
カウンセリングを通じて、しっかり患者さまのご要望を伺いながら、一緒に治療方法を考えるので、無理矢理高い治療を勧めることはありません。患者さまの意見を尊重しながらベストな治療の選択を 一緒に考えて決めていきたいと考えています。ご安心下さい。
カウンセリングから思いやりと誠実さでみなさんと接し、信頼でつながり、信頼関係を大切にしています。
歯科技工士が常駐しています
明治歯科診療所では、補綴物(詰め物や被せ物)を製作する歯科技工士が常駐しております。自院に歯科技工士が常駐していることで下記のようなメリットがあげられます。
・品質の向上
歯科医師と歯科技工士が直接コミュケーションを取ることができるので、治療の精度を高められます。直接患者さまのお口の中を拝見して、必要に応じて細部の修正を加えることができ、より高品質でフィット感の良い補綴物の作成が可能となります。
・セレックを使用したデジタル化
従来の粘土型取りに代わって、口腔内スキャナーを使用して型取りを行いデジタルデータを取得します。スキャンしたデータを基にコンピューター上で歯の修復物をデザインし、製作します。
沿革
平成20年 | 明治歯科診療所 設立 |
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平成21年 | 医療法人幸成会 明治歯科診療所 設立 |
平成25年 | 医療法人幸成会 明治歯科診療所 増築 |
平成27年 | 厚生労働省指定 日本歯科大学新潟生命歯学部 歯科医師臨床研修施設指定 |